へさきの日記。

世界の端っこで大学生が何か言ってます。

エロ漫画ってなんで興奮するんですかね

なんでなんですかね。

 

いや違うかな。なんでっていうより、「何に」興奮してるんですかね。

 

だって、どんなにリアルな絵だったって正体はただの紙とインクですしね。デフォルメされてても全然いけちゃいますしね。みんながみんな「紙フェチ」なわけもないですし。

 

とりあえずパッと思いつくのは、そこに描かれている図像そのものに興奮してる説と、図像から「本物」を連想して興奮してる説、ですかね。

 

ただ、前者の「図像そのもの」って結局は「形」であって「記号」ですよね。

 

後者の「連想する本物」もまあ、「記号」ですよね。それともみなさん誰かの、固有の「本物」の記憶と結びつけてるのかしら。そんなことないような気もするし、そもそもその結びつけも結局記号的な処理が挟まっちゃってるような気がします。

 

どうなのかしら。

 

あと、記号記号ってよく分かりもしてない単語を乱発してるわけですけど、これって結局はイデア論ですよね。僕が誤用してるだけなのかしら。ほんとそのあたり不勉強ですよね。ダメだなあ。

 

ここでダメだなあって言って満足しちゃうタイプの人間です。

 

まあとにかく、エロ漫画について考えるって結構批評の用語とかを実感をもって理解するのに役立つのかもしれないなあと思いましたね。アイドルもそうだけど。

 

アイドル論はわりかし見かけるんだけど、エロ漫画論ってどうなんだろう。「このエロ漫画が抜ける!」とかじゃなくて。